考えさせられる映画「チャッピー」感動もの
- 2016/6/18
- 映画
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気になっていた映画、「チャッピー/CHAPPIE」を観てみました。どんな内容の映画か分からなかったですが、余命5日間の人工知能を持ったAIの物語りと知り、一体どんな展開が待ち受けているのか観る前から楽しみにしていた作品です。
俳優はX-MENで有名なヒュー・ジャックマン、エイリアンで印象的なシガニー・ウィーバー、スラムドッグ$ミリオネアが印象的であるデーヴ・パテールなど、豪華出演者というのも良いですね!今回はムーア(ヒュー・ジャックマン)が悪役っぽく見えてしまって、見てて少し腹が立ってしまいました笑。
舞台は近未来で、ヨハネスブルグの高い犯罪発生率を減らすため、南アフリカ政府は大手兵器メーカーTetravaal社から、高性能の人工知能を半分取り入れた最先端の攻撃ロボットを購入しました。犯罪防止対策として取りいれられた警察官ロボットの一機が毎回故障して戻ってきて、スクラップ対象となった1機をディオンが許可なく持ち出し、その1機が後のチャッピーが生まれるきっかけになります。
人工知能を持ったAIのチャッピーは自分で考え行動し、人間の感情まで持ち合わせています。もちろん恐怖には怯え、楽しい事には喜び、腹が立てば怒りを露わにしたりします。
最初は赤ん坊のようなチャッピーですが、もの凄い速さで知識を付け理解し、どんどん成長していきます。ところが毎回故障していたこともあり、バッテリーを交換することが出来ずにどんどんなくなっていきます。自分がバッテリーがなくなると同時に死んでしまうことに気がついたチャッピーはある行動にでます。
先の展開が気になって目が離せない
とあるきっかけでギャングの一団となってしまうチャッピーですが、善と悪の区別がつかない状態で育っていきます。ギャング達も警察ロボットを巧みに使い悪事を働きますが、チャッピーと暮らしていくうちに次第にチャッピーに対する感情が芽生えていきます。
ロボットの設計者の思想も、非常に興味深い展開になっていきます。研究者には人それぞれの想いや目標があるのでしょう。ディオンにもムーアにも、自分の欲望を満たしたい感情が前面に出てきます。
設計者は勿論のこと、ギャングにも、そしてチャッピーにもそれは表れてきます。最後まで見たとき、あなたはどんな気持ちになっているでしょうか。予想がつかない展開を、是非お楽しみください。
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