アウトドアやキャンプは、都会の喧騒を離れ、大自然の中で心地よいひとときを過ごす絶好の機会です。大自然で過ごす時間は、時がゆっくりと流れていて、普段の生活を忘れてしまうほどゆっくりとしています。

その中でも、テントはキャンプの醍醐味を楽しむ上で欠かせないアイテムです。しかし、初心者にとってはテント選びで何を選んだら良いのか難しい場合もあります。そこで初心者でも失敗しないテント選びのポイントをご紹介していきます。

初心者でも失敗しないテントの選び方【アウトドア – キャンプ編】

用途に合ったテントを選ぶ

まず最初に考えるべきは、どのような用途でテントを使用するかです。キャンプの種類や場所によって必要な特性が異なります。軽量でコンパクトなテントは、トレッキングやバックパッキングに適しています。一方、ファミリーキャンプでは広々とした空間が必要です。用途に応じて、適切なサイズと設計のテントを選びましょう。

画像は私が使用しているコールマンのテントになります。ナチュラム限定のカラーバージョンになりますので、人と違うカラーコーディネートを楽しみたい方にはお勧めです！とてもリーズナブルな価格になっていますので、初心者にはうってつけのアイテムと言えるでしょう♪

【アウトドア＆スポーツ　ナチュラム】

テント選びでは、テントの対応人数の確認を必ずしましょう。スポーツ用品店や展示場などにいくと、様々なタイプのテントが展示されていますので、実際の大きさを体感することができます。どうしてもサイズ感が分からない方は、購入を考えているタイプのテントを見るのが一番です。1人用のテントは想像と実際のサイズ感を間違えてしまうことが多々あると思われますので、サイズの確認は怠らないようにしましょう。

シーズンと気候を考慮する

キャンプを行うシーズンと気候も重要な要素です。四季に対応したテントや、雨や風に強いテントなど、現地の気象条件に合わせた製品を選びましょう。寒冷地でのキャンプなら保温性が高く、暑い地域なら通気性が良いテントがおすすめです。

夏場での使用目的ならは特に気にする必要もないでしょうが、冬場での使用を目的とするなら耐水圧や撥水加工に重点をおくのも良いでしょう。テント生地が重要になりますので、よく確認してから選択するようにしましょう。

サイズとスペースのバランスを考える

テントのサイズは、快適な睡眠や居住スペースを確保する上で重要です。人数に合わせた適切な広さを選びましょう。ただし、大きすぎるテントは持ち運びや設営が難しくなることがあります。快適さを求めるなら広いテントも良いでしょうが、持ち運びや設営などのトータル的なバランスを考えた場合は、人数に見合ったサイズを選ぶ方が無難でしょう。

必要なスペースを確保しつつ、携帯性も考慮したバランスの取れたサイズ選びが良いでしょう。ただし、自分の好みのサイズもありますので、大きいサイズを選ばない方が良いという訳ではありませんが、せめて設営可能なサイズのテント選びにするように心掛けましょう。

設営の簡易性と耐久性をチェック

テントの設営は楽なほうが良いですが、初心者にとっては複雑な構造のテントは難しいかもしれません。簡単に設営できるテントや、カラーコーディネートされたポールなどがあると便利です。また、耐久性も重要です。強風や悪天候にも耐えられる強固な構造のテントを選びましょう。

1人や2人で簡易的に利用したい場合はポップアップ・テント（ワンタッチ・テント）でも問題ありませんが、風で飛ばないようにペグだけは打つようにしましょう。どうしてもペグが打てない場所では、テント内4隅に重りになるようなものを置いておきましょう。

大型テントの場合、前述したようにポールの色違いがあるテントもおすすめです。色違いがあることによって、設営時に迷わなくてスムーズに進めることが出来ます。私のテントも色違いになっている為、迷わずに設営することができていてお勧めです。

予算を考える

テントの価格は様々ですが、高額なものほど高品質で機能が充実していることが多いです。しかし、初めてのキャンプでは最新モデルや高級品を購入する必要はありません。自分の予算に合ったテントを選び、キャンプの楽しみを存分に味わいましょう。

どうしてもこだわりたい部分があるのなら仕方ありませんが、おそらくどのテントでも初めて使ってみた場合は凄く感動するものです。色々なテントを使ってみて、慣れてきてから本当に欲しいテントを購入するという方法も良いでしょう。まずはテントを使ってみることを第一に予算を考えてみましょう。

レビューや評価を参考にする

インターネット上には多くのテントのレビューや評価があります。実際に使った人の意見を参考にすることで、製品の実力や注意すべきポイントが分かります。他のキャンパーの経験を活用して、自分に合ったテントを選びましょう。

レビューでは、意外と悪い評価レビューの方が色々と気付ける部分が多かったりします。人は良い評価よりも、悪い評価の方が気になってしまうものです。評価を見渡して総合的に判断し、最終的に自分に合いそうな商品を選ぶようにしましょう。

テントの重量と携帯性を考慮する

私が使用しているテントでは、20kg～25kgほどの重さがあります。家族用などの大型テントになると重量が凄いことになります。この事実は、購入後に気付く人が大半だと思われます。サイズを重視していて重くても構わないという方は、好きなテントサイズを選ぶのが良いでしょう。

ただし、トレッキングやバックパッキングのような移動が多いキャンプでは、テントの重量が重要な要素となります。軽量でコンパクトなテントは持ち運びや設営が楽で、移動中の負担も軽減されます。重量と携帯性をバランスよく考えて、アクティビティに合ったテントを選びましょう。

テントの材質と耐水性を確認する

テントの耐久性は材質と耐水性に大きく影響されます。高品質なポリエステルやナイロン素材は軽量でありながら耐久性があります。また、シームテープや耐水圧の高いテントは雨天時にも安心して過ごせます。耐久性と防水性能をしっかりチェックし、予期せぬ天候変化に備えましょう。

付属品や機能の有無を検討する

私がナチュラムで購入したコールマンのテントは、グランドシートとインナーマットがセットになっていて、大変お買い得な商品でした。破格といっても良いほど安くて素晴らしい商品です。色々なセット商品がありますので、自分の希望に合う内容の商品を選びましょう。

一部のテントには便利な付属品や機能が備わっていることがあります。ポケットやフック、インナーテントなど、キャンプの快適さを向上させるアイテムが付いていることもあります。必要な機能やアクセサリーが備わっているかを確認し、自分のニーズに合ったテントを選びましょう。

テントのメンテナンスと保管方法を知る

テントを長く使いたい場合、適切なメンテナンスと保管が必要です。テントを使った後は、しっかりと乾かしてから収納することでカビや臭いの発生を防げます。カビを発生させてしまうと、カビの除去でテント購入代と同じくらいのクリーニング代がかかってしまいます！高級なテントにしてしまうと、クリーニング1択しかなくなってしまいますので、大事に扱うようにしましょう。

テントにはダメージを与えないための設営や撤収の方法も知っておきましょう。正しい使い方と手入れをすることで、テントの寿命を延ばすことができ、末永く利用することができます。

購入前に情報を収集する

テント選びの際には、インターネットや書籍、アウトドア関連のフォーラムなどから情報を収集することも大切です。他のキャンパーの経験やアドバイスを参考にすることで、自分に合ったテントを見つけやすくなります。

商品レビューを見ることによって、実際の利用者にしか分からないことが分かったりと大変有益な情報を仕入れることが出来ます。ただし、レビュー評価にはサクラによる高評価も多いため、自分の目でレビューを見極める力も必要になってきます。良いことも悪いことも含め、トータルで判断するようにしましょう。

複数の選択肢を比較する

色々と選択した上で、最後にいくつかの選択肢を比較検討してみましょう。単に一つのテントだけを見て決めるのではなく、複数のモデルを比べることで、長期的な満足度を高めるテントを選ぶことができます。

メリットやデメリットの長短も含め、自分の使い勝手に一番合っていそうなテントを選ぶことが大事です。買った後に後悔しないよう、よく考えたうえでの購入をするようにしましょう。

アウトドア・キャンプでのテント選びは、楽しみの一環でもあります。初心者であっても、慎重にポイントを考えながらテントを選ぶことで、快適なキャンプ体験を手に入れることができます。上記のポイントを踏まえて、自分にぴったりのテントを見つけて、初めてのキャンプを成功させる第一歩として、テント選びにしっかりと取り組んでみましょう。

初心者が失敗しないテント選びには、多くの要素を考慮する必要がありますが、それらを順番に検討することで理想的なテントを見つけることができます。キャンプの楽しさを最大限に引き出すために、自分のニーズや状況に合ったテントを選んで、心地よいアウトドア体験を楽しんでください。失敗しないテント選びが、素晴らしいキャンプの思い出を作る第一歩となることでしょう。