iPhoneのロック解除に協力することは正しい?間違っている?

  • 2016/2/29
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2015年12月2日カリフォルニア州サンバーナディーノで起きた銃乱射事件の犯人が所持していたiPhone(アイフォーン)のロック解除を巡って様々な意見があるようです。

よく犯人が使用していた端末などの媒体を解析して情報を搾取するのは昔からありますが、ITの技術が進歩していっている現在では、IT業界では解除することについて良く思っていないのも事実です。

アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は反発している

グーグル、フェイスブック、ツィッターなど、大手IT業界ではアップルを支持している。1人だけの解析ではなく、全てのiPhone利用者の個人情報を危険にさらす恐れがあるからだと警告しています。

今回一番懸念されているのは、ロック解除するソフトが作られてしまった場合、今回の騒動以外にも使用されたり、ハッカーやテロに悪用される危険性も兼ねているからなのだという。政府やFBIもそういった意味では二言ではないでしょう。正しい使い方をされるとは必ずしも限らないからです。

セキュリティソフトのマカフィーを作ったジョン・マカフィー氏が解読を提案

ソフトを作らず、ただ解読するだけであれば、一時的なアンロック解除でありIT業界からの批判もあまり受けないで済むと思われます。この提案でしたらアップル側は企業理念的にすることは出来ないでしょうが、他IT業界からは事件の解決する手助けとしては有効的ではないでしょうか。

ただ、事件解明の為に、法を無視してまで強行するようなFBIの姿勢にも問題があるように感じられます。何のためのアンロックなのかという原点そのものを覆すやり方に疑問を持つ方も多くいらっしゃることでしょう。

過激派勢力「イスラム国」(IS)の影響力

様々な意見が飛び交う中、犯人は過激派組織ISへの忠誠を誓っていたそうです。世界各地でIS関連と思われるテロが発生している中、捜査当局もやはり一連のテロ事件同様、是が非でも解明したいところなのでしょう。

アンロック解除問題だけに焦点を当ててみると、どちらの言い分もありますが、世界各国の人達はISに関連する一連のテロ事件についてどう思っているのでしょうか。

日本人の犠牲者2人はTVでも大々的に取り上げられ、ISから日本も敵対視されてきました。現状は少し落ち着いた感はありますが、今後どのように進展していくか想像もつかず全く分かりません。ISの脅威はまだ始まったばかりなのかも知れませんから。

今回のアンロック解除問題は、今後の事件やテロの活動にも大きく影響してくることでしょう。犯人を助長するような結果にだけはならないで欲しいですね。

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