ebayでは販売先や配送先を設定することが出来ます。ebayの初期設定では、商品を世界中に発送するように設定されています。世界中から一部地域国を除外する設定が出来るということです。
設定することによってどのようなメリットやデメリットがあるのか、また何故設定する必要があるのか等をご紹介していきます。
私自身もebayは初めたばかりですが、なんとなく設定しておいた方が良さそうと思われている方は、是非設定するようにしてください。
目次
【ebay】販売先や発送先を設定する方法【除外国を選択する】
除外国を設定する方法
「アカウント設定」から配送設定画面へ
除外国を設定するには、マイアカウントより「Account setting(アカウント設定)」を選択します。My ebay(私のイーベイ)」設定画面になりますので、下の方へスクロールして「selling(販売)」の項目までスライドします。sellingの項目内に「Shipping preferences(配送設定)」とありますので、こちらを選択して配送設定画面へいきます。
「配送先を除外する」を編集する
配送設定画面になりましたら、「Exclude shipping locations(配送先を除外する)」を選択します。右側にはDomestic(国内)・International(国際)とありますので、「Edit(編集)」を選択して配送国の編集画面を開きます。こちらから配送国の除外国設定が出来るようになります。
ここで設定された国の方々は、セラー(販売者)の出品物全てを購入することが出来なくなる上に、販売者の出品物を閲覧することも出来なくなります。「not ship(送れません)」と赤字で表示され、購入ボタンも表示されなくなります。
取引は気持ちよく行いたいものですので、この国には販売したくない、もしくはこの国とはやり取りしたくないという国がありましたら、必ず設定する様にしましょう。トラブルになりそうな国があると感じた場合も設定しておくことをお勧めします。
配送除外国を細かく設定する
配送除外国設定画面では、エリア別に設定できるようになっています。まとめて設定することも可能ですが、同じ方面でもここは配送可能・不可能に設定したいという人は多くいらっしゃると思います。そんなときはエリアの下に「Show all countries(すべての国を見る)」という青字の項目をクリックすると、その方面の国一覧が全て表示されるようになっています。
販路方面を拡大したい方は少しでも解除しておいたほうが良いですし、逆に販路は決めた方面だけという方も居ます。ebay利用者の日本人の大半は販路拡大を考えての利用だと思いますので、除外国設定は少なそうに感じます。この辺は個人の好みの問題だと思いますので、自分が除外したい国だけを設定するのが良いでしょう。
現在のリスティングにも適用しておく
配送先を除外する設定画面の下の方にいくと、「Also apply to current listings(現在のリスティングにも適用)」という項目が出てきます。現在のリスティングとは、現在出品している商品のことを指します。一般的にリスティングとは、一覧表のことやリストに掲載することを指します。
いままで出品した商品全てに、今回新たに設定した除外国(解除も含めて)を適用したい場合には、「Also apply to current listings」にチェックを入れることで全て適用になります。出品商品を個別に設定することにあまり意味は無いと思いますので、全て適用にしましょう。設定後にはsave(保存)を忘れずにしましょう。
除外国に変更する理由
個人情報漏洩を防ぐ
自分の販売している商品を購入された場合、自分の個人情報は全て筒抜けになってしまいます。万が一同じ日本人の方が日本人の出品する商品を購入した場合、個人情報が丸分かりになってしまいます。同業者の個人情報漏洩には敏感になった方が良いです。
ebayでは日本人セラーも多くいらっしゃいます。セラー間同士のトラブルを防ぐ為にも、同じ日本は除外国設定しておいた方が良いでしょう。
同じ日本人を対象として販売するのであれば、Yahoo!オークションやメルカリを利用するなどして販路を分けることが大事です。ebayではどちらかというと、国外へ販売する為に利用するためと切り分けておくのが良いでしょう。
出品物を非公開にできる
除外国に設定すると、設定された国の方達はセラーの出品物を見れなくなります。これは同じ日本人セラーに対し、販売取扱い商品の情報漏洩を防ぐことに繋がります。
同じ日本人セラーの場合、同じ商品を取り扱うことはそんなに難しい事ではありません。故に同じ商品を取り扱っている場合、競争相手が増え、結果的に自分の販売商品が売れなくなる可能性が高まってしまうからです。少しでも多くの商品を売りたいのであれば、販売商品情報を知られないようにする必要があります。
ただし、商品検索時に出た商品に関しては除外国に設定していても見れてしまいます。ただ、そのセラーが他にどんな商品を出品しているかを確認しようとしても見ることが出来ません。このようにライバル対策として除外国設定することは、少しでも自分の商品を売れるようにする為には必要だとおもいます。
個人情報漏洩は百害あって一利なし
前述のように、日本への販売は期待が出来ない上に、販売アイテムがバレてしまう上に個人情報漏洩にもなり、デメリットしか見当たりません。日本で有名なインフルエンサーの方は以前、ebayでの販売により個人情報が漏れてしまい、大変な目に合ったという方がいらっしゃいました。有名であればあるほど、個人情報が洩れるとあまり良いことはありません。
同じ商品を取り扱うようになってしまうと、価格設定次第で容易に負けることが出てきます。また、自分のファンが他の人に移ってしまう恐れもある為、販売数量にも影響が出てきます。デメリットを少しでも排除することで、安定した売り上げを確保でき、ファンの固定化にも繋がっていきます。
ebayでは世界中の人々を対象に販売しますので、色々と難しい面があります。特に言葉の壁なんかもそうでしょう。海外の人達とのやり取りは色々と楽しいものがあります。素敵なebayライフになるように、少しでも良くなる方へ設定変更をしていくことも大事ですね。
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2023年 5月 05日
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