ビリヤードを楽しみながら上達する!ゲームの種類やルールなどを理解する

  • 2016/4/20
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ビリヤードというと、皆さんはすぐに9ボール(ナインボール)を想像してしまうのではないでしょうか。日本では9ボールがずっと主流になっていましたが、現在は10ボール(テンボール)が公式大会でも一般的になってきております。

ビリヤードといっても様々なゲームがありますが、皆さんは何種類くらいご存じでしょうか?ゲームの種類をたくさん覚えて、もっとビリヤードを楽しんで頂けたらとおもいます。

 

ボウラード

主に一人でプレーして個人の実力を計るゲームです。1番から10番までの10個の球を三角形上に並べてラックします。好きな球を入れていいのですが、狙う球とポケットは基本的にコールショットになります。ワンミスするまでが1キューとし、2キューが終了すると1ラック終了となります。ブレイクは1キューに含まれません。点数の数え方はボウリングと同じ要領で計算します。

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9ボール(ナインボール)

主に2人でプレーするゲームで、1番から9番までの9個の球をひし形上に並べてラックします。1番が先頭に、9番は真ん中に配置する以外は任意の順に並べて大丈夫です。最初に当てる球はテーブル上に残っている最小番号の球になります。コールショットは要りません。9番を入れた方が勝ちになります。アグレッシブなプレーが多くなるゲームですので、非常に人気があります。

8ボール(エイトボール)

2人でプレーするゲームで、1番から15番までの15個の球をトライアングル上に並べてラックします。8番を真ん中に、フット側の両隅にソリッドとストライプの球を配置する以外は任意の位置で構いません。ソリッドは1番~7番までの球で、ストライプは9番~15番までになります。正式には全ての球がコールショットになりますが、慣れないうちは8ボールだけをコールショットにすることをお薦めします。8番は最後に入れなければなりません。最初に球を入れた方がソリッドかスプライトを選択できます。自分の選択した方の球を全てポケットした後に8番をコールショットすることになります。このとき違うポケットに入れてしまったり、8番を入れながらスクラッチしてしまった時点で負けとなります。

10ボール(テンボール)

主に2人でプレーするゲームで、1番から10番までの球をトライアングル上に並べてラックします。10番を真ん中に、フット側の両隅に2番と3番を配置する以外は任意の位置で構いません。全ての球がコールショットになります。ブレイクも9ボールと違い入りにくくなってますので、非常にハイレベルな仕様となっております。ブレイク時に10番が入ってしまった場合、基本的にはフットスポットに戻しますが、ルールによってはブレイクエースという形を取る場合もあります。上級者向けの使用となっておりますので、まずは9ボールでマスワリをある程度量産できるようになってからをオススメします。

14-1(ストレートプール、またはフォーティーワン)

2人でプレーするゲームになります。中級者以上にならないと、ゲームそのものを成立させることは難しいでしょう。15個の球を使ってトライアングルにラックします。ラックの組み方はフリーにしても問題ありません。ブレイクショットから全ての球がコールショットになりますので、最初の球はセーフティショットとなることになります。14個の球が入った段階で再度ラックを組むことになります。1つの球を残して14個のラックを組むことから、14-1と呼ばれています。ラックを組む際は、フットスポットだけ抜かして組むことになります。1つ残した的球からのキャノンショットでラックを割りにいく構成にしなければなりません。1個入れると1点となり、上がり点は最低でも15点以上としています。主にトーナメントでは150点としていますが、25点刻みでも問題ありません。細かいルールについては別途掲載いたします。

ワンポケット・ゲーム

2人でプレーするゲームになります。15個の球をトライアングル上にラックします。このとき球の並びはフリーで構いません。その名の通り、お互いに一つのポケットしか得点になりません。15個の球の半分以上である、8個の球を先にポケットした方が勝ちになります。フット側のポケット二つあるうち、どちらかを自ポケットとする。誤って相手のポケットに入れてしまった場合、相手の得点となってしまう。他の関係のない4つのポケットにはいってしまった場合、フットスポットに上げて交代となる。いかに自ポケット付近に球を寄せられるかが勝利への近道となる。

ローテーションゲーム

2人でプレーするゲームになります。15個の球をトライアングル上にラックします。先頭に1番、真ん中に15番、他の両隅には2番、3番にセットします。最小番号から当てていき、入れた球の番号がそのまま得点となります。1番から15番まで全て足すと120点になり、過半数の61点をどちらかが超えたら勝ちとなります。大会では主にコールショットを採用していますが、初心者の方はコールショット無しでプレーしたほうが良いでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。ビリヤードのゲームやルールと言っても、元々あるものからアレンジされたものまで色々あります。最初からルールは完璧にする必要はなく、まずはポケットする楽しさを覚え、その後に技術を磨いて頂けたらとおもいます。

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