外構する上で悩みの種のひとつでもある外構費。
新築を建てられた方は、費用を抑えるために外構を後回しにする方も多いのではないでしょうか。
自分もそのうちの一人ですが、これがこれが…後からやるとなると費用面で結構大変だったりします。
一言に外構と言っても様々です。
建物の外にある構造物全体を指す言葉なので、門であったり、車庫やカーポート、土間やアプローチ、塀や柵や垣根などの構造物、それに庭木や物置といったものまで含んで【外構】と括っています。
そんな外構をどう抑えていくか考えてみましょう。
目次
外構工事費用を安く済ませるには
外構工事の費用って、意外と高くつくんです。
私の場合はアプローチのみの外構工事を依頼しようとしました。依頼する上で大事なのは、複数会社に見積もりを取る事です。
複数の業者へお見積り依頼をする
うちの場合は2社に見積もりをお願いしました。
本当は2社だけではなく、気になる業者があれば全てに見積もりを出した方が良いです。
複数の業者に聞くと、業者によってはこちらの要望から更に良い提案(お客様寄りの)を出してくれたりする場合もあります。そういう業者からの提案で、また新たな発見があったりしますので損はないです。
予め工事費用の予算や希望金額を伝えておく
業者から必ず事前に聞かれると思いますが、工事内容の希望や予算を尋ねられると思います。
事前に決めておくことで、工事に扱う素材や商品の選定にも関係してきます。
うちの場合は家族と相談した上で希望金額や工事内容を伝え、お見積り内容と金額の連絡を待ちました。
こちらの工事内容と希望予算は25万~35万くらいで伝えておきました。
うちは工事内容を控えめに伝えて希望を出したのですが、1社目は35万円、2社目は110万円と、2社目は希望金額より遥かに高くなってしまいました。
結果的には断ってしまいましたが、それぞれの業者で何にお金が掛かっているかを知ることが出来ますので、その点では非常に重要なのではないかなと思います。
材料は自分で選定して工事だけをお願いする
全て業者任せにしてしまうと、必ずと言っていいほど材料代が高く付いてしまいます。
これは業者のお勧めの材料で構成されたりするのも原因ですが、素材のちょっとしたデザイン等が違うだけで数千円、数万円と変わったりします。それが数多く必要とする材料なら尚更です。
見た目重視でいくと、やはり良いものは値段もそれなりに良く、大分高く付いてしまうので気を付けるようにしましょう。
逆に、似たような材料でも値段が全然変わってきたりする場合もあります。
特に業者によっては直接材料の仕入れを行っているところも有り、直仕入れの業者はお得意様割引等によって通常の金額より安い場合が多いです。
そういう業者を見つけてお見積りを依頼するのも、費用を安く抑えれることになります。
自分も匠になった気分で工事に参加する
これはなかなか例がないでしょうが、自分で出来るところは自分でやって、工事費用を安く済ませようというパターンです。
ちょっとジョーク交じりで言っておりますが、一時期ビフォーアフターのリフォームで流行りましたね。
自分で出来るところは自分でやって金額を抑えるパターンです。
ただし、こういう場合は全てお任せするか、全てDIY(自分でやる/Do It Yourself)でやるかの2択にしておいた方が良いです。
結果的に業者とDIYが合わさることにより、最初の工事内容からズレてしまうことになりかねません。
工事をお任せするなら、全て業者に委ねてしまうのがベストな結果になるでしょう。
業者の費用や目安って?
基本的に材料費の部分は皆さん変わらないと思いがちですが、材料費にも若干ですが金額が上乗せされています。
これは仕方のないことなのですが、全て自分で業者を探して仕入れる以外、難しいことであります。
工事内容から工程期間を算出する
当たり前ですが、作業工賃と人件費の部分は掛かる時間と日数で大分変わってきます。
作業工賃は工事費として、商品毎に掛かってくるケースが多いです。
工事内容がアスファルトやコンクリートをしようと考えてるなら、工事日程が増え嵩んでくるのは仕方ありません。
一概に工事業者によって人件費等が変わってきますので金額は出ませんが、大体の予想金額は計算出来るようになります。
工事内容次第ということですね。
必要経費を考慮する
必要経費と言っても色々あります。
意外と工事費の中で見落としがちですが、現場や工事を維持するのに掛かる諸経費、外構材料を運搬するための運搬費、工事後の後処理のための清掃費、重機の使用に伴う重機費等があります。
これは必然的に掛かってしまう経費ですので、仕方がありません。
実際にDIYでやったとしても、外構するにあたり道具が必要になってきます。
DIYといっても、決して安く済ませられる訳ではないのです。
あくまで事前に必要道具を備えている人だけが、DIYで安く済ませるためのコツでしょう。
DIYで材料集めから工事まで全て完結する
何といっても外構工事費用を最大に安く済ませる方法は、DIYしかありえません。
DIYの良い所は、必要経費しか掛からないからです。
必要経費しか掛からないのが最大のポイント
これは先ほどまで述べていたことが、全て自分で完結しなければいけないのが最大の課題でもあります。
工事に必要な道具、人材の確保(主に身内等)、材料集めの全てが自分での調達になります。
私の場合、身内の協力もあって工事に必要な道具は購入しなくて済んだのが大きいです。そういう業界の人の助けもあると非常にコストパフォーマンスは良くなることでしょう。
ほぼ材料代のみしか掛からない
材料代しか掛からない反面、材料集めに掛かる時間が実は物凄く掛かります。
私の場合は材料を2か所で予め購入するものを事前に決めておき、トラックの無料レンタルを使用してどちらも一斉に買い出しにいきました。
これはこれで結構な労力でしたが、金額にすると以下になります。
- サンデーカーペンダー30*15表裏 ¥298
- 木材 3*@50 ¥150
- セメント用砂(H)20kg 6*@398 ¥2,388
- ピックマトック(中) ¥1,880
- たくみフジライト水糸 ¥70
- 防草シート用押さえ板付セット10P ¥398
- 御影飛石40パイ白ビシャン4*@1,180 ¥4,720
- 御影敷石30*60cm白ノミ12*@1,180 ¥14,160
- 防草シート黒1*10m3*@798 ¥2,394
- 防草シート用テープ緑80mm*10m ¥698
- 防草シート用固定釘50本入 ¥1,580
- セメント用砂(H)20kg(追加)6*@398 ¥2,388
- 色付き石20kg*26体 26*@1,500 ¥39,000(税サービス)
- 御影ピンコロ石160*@130 ¥20,800(税サービス)
意外と安いですね!これ以上掛かっていたかは定かではないですが、大体こんなものだったと思います。まさか10万円切るとは…。
DIY様様ですね。
お金以上に労力の代償は予想以上に掛かってしまう
最初はすんなり工事を始めてさえすれば早いと思ってましたが、結果的に丸2日間作業時間が掛かってしまいました。
今回の目的はアプローチのみの工事でした。
作業内訳としては、
- 材料の調達と運搬で約2時間半
- 外構工事2~4人で作業してトータル13時間程
- 途中休憩1時間半
と、トータルで17時間くらい掛かってしまいました。汗
これが果たして良かったのか悪かったのかと言えば、自己満足できたから結果的に良かったのかな?
まとめ
こうやって考えると、外構工事費用って一概に高いと思わなくないですか?
色々な手間暇を考えると、業者にやってもらった方が綺麗で素晴らしいものが出来上がると思います。
1社目の35万円って金額も、案外凄く安いほうだという事も理解できたのではないでしょうか。
業者工事とDIYを比べると、最大で3分の1程度にコストを抑えられることになると思います。
ただし、あくまで金額面の話だけですので、そこは誤解しないでいただきたいですね。
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2023年 4月 04日
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