現在、保育施設の減少に伴い、入園出来ないでいる待機児童が増加傾向にあります。
出生率は統計によりますと、戦後より見てみると2016年度が過去最低と出ております。
少子化である現在において、それでも入園できない状態にあるということは、いったいどこに原因があるのでしょうか?
画像:内閣府ホームページより抜粋
一般人女性の労働率向上化が原因か
野村総合研究所(NRI)の女性4,088人からの調査結果によりますと、4月から保育施設の利用希望があったのに利用できなかった子どもは、全国で34万8,000人にものぼるとされています。
出生率から計算しますと、出生児に対して約3人に1人の割合で預け入れが出来ていないことになります。
利用希望者の約半数の人が利用出来ていない現実
利用希望があるのに利用できていない子どもの割合は55.3%にのぼり、申込みを行ったいずれの保育施設にも入園できていないのが現状とのことです。
一方、37.3%は利用希望を持ちながら実際には申込みを行っていない人になります。
幼稚園にしても保育園にしても、今は両親共働きしないと生活が大変な御家庭が非常に多いことだと思われます。そんな中で忙しくて申請出来ていない家庭があるにも関わらず、申請している半数の人が入園することもままならない状態ということです。
このままでは、日本の将来が本当に危うくなりそうです。
これから超高齢化社会を2030年には迎えるにあたり、それを担っていくのは今の子供たちです。その子供たちがまともな面倒や教育を受けられず、優秀な大人に成長させることは至難の業だと思います。
現に日本人の今の小中学生の学力は落ちて行ってると以前テレビでも言われておりました。今後の社会や将来を繁栄させていくためにも、まずは保育士不足という基本的な部分の解決から頑張っていってもらえればと感じております。
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