【FX】損切りできない!損切りできるよう投資マインドを改善する【外国為替証拠金取引】#18

「損切りできない!」という課題は、誰しも一度と言わず何度も経験あるのではないでしょうか。たった少しの損切りを許せずに持ち続け、結果的に大きくロスカットしてしまうという経験は皆さん多いことだと存じます。この感覚って不思議ですよね。あとで振り返ると、よく「あのとき損切りしておけば…」というものばかりです。

私は退場した時期に覚えた手法では、ナンピンや逆張りといった、ピンポイントでトレンド転換を当てるような手法が多かったように記憶しています。ちまたでは結構流行ってましたね、ピンポイントで逆トレンド当てて凄いみたいな風習が。いま考えると、なんであんなのに惹かれたのかとおもうばかりです。結局以前の私はギャンブラーだったということなんでしょうね。確かに昔はギャンブラーでした。

さて損切りについてですが、皆さん色々とpipsで決めている人も多いでしょうが、pipsをみることだけが全てじゃないということです。少しでも損切りを上手くできるように、なにが良いルールなのか色々考えてみましょう。

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損切りできない!損切りできるよう投資マインドを改善する

最初になぜ損切りできないのかを考える

マイナス評価が嫌で損切りできない

これが一番多いでしょうが、損切りできない人の多くは金額に関係なくマイナス評価になることを避けます。よく「〇〇連勝中!」とか、「今日も負けなし!」という人が多く存在します。彼ら彼女らに共通することは、【自尊心やプライドが非常に高い】ということです。

たった数円のマイナス評価を避けるあまりに、数万円といった損失を出すことも珍しくありません。コツコツドカンの典型例として、この自尊心やプライドが邪魔をしてそうさせてしまっているのです。非常に勿体ないことですが、心理的部分なことなので簡単に変えることはできません。

いつかレートが戻るだろうと希望的観測してしまう

自分が「エントリーしたポイントよりレートが戻るだろう」と、希望的観測してしまうのが、損切りできない原因の一つです。そのまま持ち続けることによって、いつかこのポジションに戻ると信じている状態です。

これも前述と少しかぶるところもありますが、含み損を許せずに持ち続けてしまうパターンです。レートがどんどん剥離していっても、「エントリーしてまだ間もないから、すぐ戻すだろう」とか、「プラテンしたら、すぐ利確しよう」といった希望的な部分から持ち続けてしまうパターンです。希望的観測とはルールと違い、あくまで希望なのでここに注意しなければいけません。

損失が大きくなり過ぎて損切りできなくなる

段階的に考えると、これが最終手段としての局面になります。あまりにも損失が大きすぎて、自分では損切りすることが出来なくなってしまっている状態です。私もよくありましたが、最後はもうチャート画面を見たくなくなり閉じてしまい、しばらくFXのことを忘れてしまおうといった安易な行動をしていました。

結果的にそんなことしても損失が減るわけでもなく、悪い予感がしているときは決まって悪い方向へと進んでいくものです。一度のポジションにこだわり過ぎた結果、最後にはもう他のものや周りのものが見えなくなってしまいます。全てを見失っている状態では、もう何をやっても上手くいかなくなってしまうでしょう。

緊急利下げによる急速な円買いによる円高

損切りできるように投資マインドを改善する

1回1回で自己評価せずに1日トータルで評価するようにする

100パーセントの勝率というのは誰でも憧れますが、勝率と言う肩書きを気にするあまり、トレードの本質すら見失ってしまう可能性があります。1回1回の取引履歴を気にせずに、1日のトータルでの結果に注目するようにしていきましょう。1日トータルで結果的に勝てているのであれば、途中マイナス過程があったとしても、1日単位でみれば勝利となんら変わりません。時間足で言えば、日足といったところでしょうか。「今日も勝った!」とそれで良いじゃありませんか。

1回1回のトレード結果を気にすることは、時間足で言えば30分足や15分足、5分足なんかと変わりません。1日単位、日足以上でのトレード結果でプラスにしていくように心掛けましょう。過程を気にするあまり、結果に影響出てしまっては元も子もありません。結果を大事にしていきましょう。

日足以上のトレンドラインをきちんと確認する

時間足が長ければ長いほど、トレンドラインは非常に強く働きます。日足以上のトレンドラインで確認し、【自分の選んだ方向性は間違っていない】と確信が持てるのであれば持ち越し、もし間違っていたなら思い切って損切りするようにしましょう。

その場合でも、大きなトレンドでは戻ってくる可能性があるかないかの判断をし、損切りポイントを切り上げることも視野にいれることが大切です。すぐに損切りする精神もたしかに大事ですが、損切り貧乏になってしまわないようにすることも大事です。要はまず冷静になることが大事だという事ですね。失敗したエントリーを如何に少しでも損失を抑えるかもポイントになります。

全てを見失っている状態では冷静に判断できるところまで段階的に損切りする

損切りレベルがとうに自分自身の限界を超えてしまった場合、神様に祈ることよりも、まずは最終局面に入ってしまっている現状を見つめ、少しずつでも良いので損切りしていきましょう。段階的に分けて損切りすることにより、冷静に判断できるようになり、本来の自分を取り戻せるようになるでしょう。まずは自分自身を取り戻すことが先決です。

失敗してしまったことは悔やんでも仕方ありません。むしろ失敗した方が、後に自分が更なる成長へと繋がる糧になるのです。そこから何を学ぶかが重要であり、どれだけ自分がその出来事に真剣になれるかで今後のトレード内容に影響してきます。これはもしかしたら、失った資産が大事な資産であればあるほど効果があるのかも知れません。私の考え方としての話ですので、だからといって安易に大切な資産を失わないようにしてくださいね。

まとめ

その局面により色々な判断を求められますが、一番はまずリスク管理をしてどこまで許容範囲内なのかを計算することです。自分がまた立ち直れる位置を常に想定し、一度に損切りが出来なくても段階的にすることで、気持ちも落ち着きを取り戻していくことでしょう。何よりもまずは冷静になることが先決です。

一度の失敗で立ち直れなくなるようでは、そもそもレバレッジが適正でないのでしょう。自分にあったレバレッジと常に証拠金維持率を確認しながら、安定したトレードを心掛けていくようにしましょう。

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  1. 2020年 3月 04日

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